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輸出取引信用保険の概要





【概 要】
日本からの輸出取引において海外の取引先が破産等により債務を履行しない場合に、企業が被る損害をカバーする保険です。
独立行政法人日本貿易保険の取扱う「貿易一般保険」に相当する保険で、民間保険会社により2005年から販売されています。

【内 容】
海外向けの継続的な売買契約または役務提供契約において、信用危険や政治的危険が起因して企業の取引先が支払債務を履行しない場合、商品の出荷時・役務の提供着手時から支払日までの間の代金債権(売掛金)回収不能損害に対して、その一定額が保険金として支払われます。

※信用危険:取引先の破産、一定期間(通常180日)以上の債務の履行遅滞等の取引先の責任により発生する危険のこと。
コマーシャル・リスク(Commercial Risk)またはクレジット・リスク(Credit Risk)ともいいます。

※非常危険:為替取引の制限、輸入制限、戦争などの取引に責任がない不可抗力的な危険のこと。
ポリティカル・リスク(Political Risk)またはカントリー・リスク(Country Risk)ともいいます。

※船積前(商品出荷前)リスク:保険期間開始後に、輸出取引の契約締結日から商品が出荷されるまでに発生した信用危険および非常危険をいいます。

※船積後(商品出荷後)リスク:保険期間開始後における、商品の出荷後から代金支払日までに発生した信用危険および非常危険をいいます。


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